味方になってくれる

この話は「よしまほ」のカイ先生の夢小説です。

はぁ…ひなとくんとけんかしちゃった。けんかのげんいんはひなとくんがおりがみをやぶったからだ。つかいたいいろで1まいしかなかったのに…。ひなとくんにつよくいってしまい、せんせいにとめられていまはべつのへやにいる。いすにすわってあしをぶらぶらさせているとカイ先生がはいってきた。

「すこしはイライラ収まったか?」

「ううん、ぜ~んぜん。」

「そうか…陽翔君に強く言ったこと悪いと思っているか?」

「おもっているけど…。」

「そうか、今回の喧嘩はどっちも悪いな。陽翔君はおりがみ破いたし、君は言い過ぎた。」

「…うん」

「悪いことしたらなんていうかわかるか?」

「『ごめんなさい』っていう…。」

「そうだな。ちゃんというと陽翔君も許してくれるぞ。もし、許してくれなかったら先生も一緒に謝るからな。」

「わかった!ひなとくんにあやまってくる!」

「あっ、言い忘れてたけど、先生は君の味方だからな。」

「ありがとう、カイせんせい。」

みかたになってくれるせんせいがいる。それだけでうれしくなる。ちゃんとごめんなさいしてまたいっしょにあそびたいな。

追記

あっ、ひなとくんだ。よし、ちゃんとごめんなさいするんだ。

「ひなとくん、さっきはいいすぎてごめんなさい。」

「お、おれこそかってにおりがみやぶってごめん。」

「…いっしょにおえかきしない?」

「するする!なにかく?」

ひなとくんといっしょにおえかきしてたら、そのようすをカイせんせいがうれしそうにみていた。